年末賞与結果まとまる
2025年01月15日
建設関連業で高い伸び
24年度夏季賞与と暖房手当も調査
北海道同友会が会員企業5582社(昨年9月末時点)を対象に実施した「年末賞与の腹づもり、夏期賞与の実績、暖房手当に関するアンケート」がまとまりました。この調査は11月8日までに回答のあった266社分についてまとめたものです。回答企業の平均資本金は2110万円、平均従業員数は35・7人です。
年末賞与の支給を予定している企業は、回答数の78・2%(前年度73・7%)。支給予定額は全道平均で42万7868円、前年度比2・6%の増加となり、物価高への配慮がうかがわれます。地域別では札幌地域が3・48%増加し、札幌以外は1・92%増でした(表1)。
業種別では「建設関連業」のアップ率が9・27%と、高い伸びとなった一方、「製造業」は▲0・37%、「サービス業」が▲2・69%と昨年を下回り、建設関連業が全道平均のアップ率を引き上げています。支給額全体では、「製造業」以外で40万円を超えました(表2)。
夏季賞与は回答企業の80%が支給しました。支給額は札幌地域が対前年度比2・32%増、札幌以外は2・04%増となりました(表3)。業種別では「建設関連業」が6・7%と大きく増えました。
パートタイマーの年末賞与については、回答企業の内33・5%が支給を予定しており、平均額は前年比11・6%アップの7万2229円となりました(表4)。
暖房手当は、支給すると回答した企業が全道で52・5%(前年度49・2%)になり、地域別では札幌地域、札幌以外でいずれも前年度比プラスとなっています(表5)。
詳細は北海道同友会ホームページに掲載しております。