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2021採用意向調査アンケート 集計結果

2021年04月01日

 共同求人委員会は、会員企業を対象とした採用意向調査を1月に実施し、628社(回答率11%。昨年は370社6.1%)の回答がありました。

 

人手不足から一転

 従業員の充足感は充足している企業が32%(昨年比9ポイント増)、不足している企業が42%(昨年比11ポイント減)、どちらともいえないが24%(昨年比1ポイント増)となり、コロナ禍による影響で昨年までの不足感は大幅に後退しました。業種別では、製造業、卸・小売業、サービス業のいずれも「充足している」が昨年比7ポイント以上増え、「不足している」が昨年比10ポイント以上減っています。建設業のみ「充足している」が14%(昨年比2ポイント減)、「どちらとも言えない」が21%(昨年比7ポイント増)となり、足りてはいないが、先行きの見通せないなかでの採用に迷いがみえます。

 

中途採用が増加、新卒採用は微減

 2020年度の採用予定は中途採用から新卒へシフトする傾向でしたが(2020年度採用意向調査)、実際の2020年度の採用実績は、大卒・専門卒は21%と昨年比6ポイント減、逆に中途採用は64%で昨年比5ポイント増となり中途採用へシフトしています。業種別にみると、建設業では高校生が5ポイント増え、中途採用が3ポイント減っています。

 

採用予定も見通せず

 2021年度の採用予定は、「採用予定あり」が昨年比11ポイント減の39%、検討中が昨年度比6ポイント増の30%となりました。採用予定も先が見通せない様子です。

 

学校との連携強化

 新卒者の採用方法については「大学などに直接連絡を取る」が28%と昨年比6ポイント増え、昨年一番手であった「就職情報会社」25%(昨年比1ポイント減)、と順位を入れ替えています。
 採用活動に関する費用は昨年度まで増加が続いていた50万円以上が16%(昨年比5ポイント減)となり、採用費用を抑える動きがみえます。

 

【詳細な集計結果をPDFでダウンロードできます】

https://hokkaido.doyu.jp/wp/wp-content/uploads/2021/04/9f2047571963637248e5874b0fb2a25c.pdf

 

【集計結果に関するお問い合わせ】

一般社団法人北海道中小企業家同友会 共同求人担当
TEL 011-702-3416 (岸川・大脇)