TOMASEIの渡辺社長、SDGs 3つの視点解説/とかち支部
2022年05月15日
とかち支部は3月15日、3月例会を開催し49名が参加しました。「SDGsをどう経営に生かすか」をテーマに、TOMASEIホールディングスの渡辺秀敏社長が報告。同社は苫小牧市で廃棄物処理やバイオガス発電など環境事業を総合的に展開しています。以下、報告の概要を紹介します。
―SDGsの取り組みで、大切な考え方は、「だれか」ではなく「みんな」で行うことです。誰一人取り残さず、誰でもできる行動で、一人ひとりの積み重ねが持続可能な世界を作ります。
SDGsを経営にどのように活用するか。3つの視点があります。1つ目はビジネスへの利用です。SDGsはボランティアではありません。ニーズが可視化されたもので無限のビジネスチャンスがあります。2つ目は社員と向き合うきっかけです。社員はやりがいのある仕事を求めています。自分の仕事がどのように企業、地域、世界に貢献しているのかが明確になります。3つ目は利害関係者と向き合うきっかけです。SDGsはみんなで取り組む必要があります。SDGsの発信は賛同者を集めることです。
SDGsの活用を通じて、製品サービスの向上、お客様の満足、社員の働きがい、社会がより良くなれば幸いです―。
参加者からは「SDGsがわかりやすく理解できた」などの感想が寄せられました。