企業と学生が交流互いに理解深める/札幌支部東地区会7月例会
2021年09月15日
札幌支部東地区会は7月28日、7月例会をオンラインで開催。札幌大谷大学社会学部地域社会学科2年生との交流会に、会員25名と学生33名が参加しました。中小企業の社会的役割を研究する同大の講義とコラボレーションし、2018年から4回目の開催となりました。
冒頭のオリエンテーションで、6名の会員が中小企業の地域における役割や大企業との違い、コロナ禍での各社の取り組みなどを報告。「雇用と地域を守り、企業・業界・社員やその家族の生活と将来設計を支える使命がある」と地域に根差す中小企業の役割について語りました。
続いて交流会では、同大の岡部敦准教授の進行で、会員と学生が「就職への思い」などをテーマに各40分間のグループ討論を3回行いました。討論は会員が進行役を務め、就職に対する考え方や会社選びの基準、コロナ禍における環境の変化など学生の悩みを引き出しました。会員からは「チャレンジすることが大切であり、失敗しながら学んでほしい」とアドバイスがありました。
最後に学生から「中小企業のイメージが変わった」、「将来の選択肢が広がった」など感想が述べられ、企業と学生がお互いに理解を深め合う有意義な例会となりました。