持続可能な企業づくりを SDGsと人を生かす経営/苫小牧支部
2021年09月15日
苫小牧支部は7月28日、経営厚生労働委員会(委員13名)が担当し、53名の参加で7月例会が開催されました。例会では、同友会が掲げる「人を生かす経営」とSDGsを関連づけ、持続可能な企業づくりについて学び合いました。
まず「同友会の考える労使見解について」を丹治秀章氏(丹治秀工業部長)が、次いで「人を生かす経営とは」を大西真氏(エイシン不動産部長)が報告した後、「自社がやっている他社とは違う福利厚生」をテーマにグループ討論を行いました。
参加者からは資格取得費用の会社負担、スポーツジム法人契約、ワクチン接種日を特別休暇にするなどザックバランに事例が出され、働きやすい環境づくりを考えるための導入として、社員の存在が見えるようなディスカッションになりました。
続いて「S(社員と)D(どう)G(ゴール)s(へ)」と題し、渡辺秀敏氏(とませい代表取締役)が報告。SDGsの17の目標を、自社の事例も入れながら、4つの視点で紐解きました。その後「そう言われればやっている自社のSDGs」をテーマにグループ討論が行われました。飢餓や健康を意識した子ども食堂の運営や、社用車を電気自動車に変更し環境への配慮をしている等の事例も出され、異業種で喧々諤々話すことで、新たな発想や課題を垣間見ることができ、SDGsをより身近に感じる機会となりました。
そして例会を通して、同友会の「人を生かす経営」とSDGsの親和性を再確認することができました。