地域に役立ち恩返しを　新会員報告例会を開催／南空知支部

2021年07月15日

　南空知支部は6月14日、Ｌｉｖｅｌｙの杉本江里子取締役（2019年入会）と、ジューヴル矢島幸子社長（21年入会）を報告者に迎えて6月新会員報告例会を開催。20名が参加し、新たな仲間の仕事から学びました。

　初めに杉本氏が報告。利用者が満足できるデイサービスをつくりたいとの思いで04年に起業し、訪問介護事業をスタートさせました。さらに、介護保険を利用する高齢者が障がいを抱えたときに支援ができるよう、12年からは相談支援事業も始めました。

　「創業時には、多くの方に助けていただいた。今後は地域のお役に立つことで恩返ししていきたい」と、抱負を報告しました。

　続いて矢島氏が報告。札幌や岩見沢で就労継続支援施設の立ち上げに従事したのち、17年にジューヴルを創業。24名の障害者が働く、障害者就労支援施設の菓子店『パティスリー空香』では、地産地消やグルテンフリーにこだわった商品を販売しています。さらに今後は福祉就労ではなく、企業就労が拡大していくとの見解を踏まえ「創業時の背景や就労支援について、従業員同士で共鳴する仕組みづくりに取り組み、当社も今のことを続けていくだけではダメだと危機感をもって経営に臨みたい」と語りました。