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Zoomで交流図る/道北あさひかわ支部3地区会

2021年03月15日

オンラインで他地区会の報告に耳を傾けました

 

 219日、道北あさひかわ支部宗谷、留萌、羽幌の3地区会が初の合同Zoom例会を開催し、会社や地域の状況、コロナ禍での新たな取り組みなどについて情報交換を行いました。

 

 各地区会を代表して2名がパネリストとして報告するパネルディスカッション形式で開催。瀬戸漁業の佐々木拓哉常務(宗谷地区会)は「コロナ禍で売上は減ったが、これまで課題となっていた過剰なサービスの削減など、働き方改革を進めるきっかけになった。今後は社内合理化のためのITツールを導入する予定」と、コロナ禍が自社改革を後押しした事例を報告しました。中尾農園の中尾淳代表(留萌地区会会長)は「コロナ禍で抱えてしまった農産物の在庫を、お中元用に商品化してネットで販売した。せっかく孫が生まれたのに病院に会いに行けない高齢者がいることに目を付け、お米を赤ん坊の重さに調節して包んだ『赤ちゃん米』がヒットした」と、危機的状況を工夫して乗り越えた事例を紹介しました。

 

 この例会は宗谷地区会にて「コロナ発生から1年間活動が縮小してしまった。Zoomを用いて他地区会と交流、情報交換ができれば」との提起があり実現しました。今後富良野、空知中央、空知中央西地区会でも開催します。