年末賞与の調査結果まとまる 全道平均2.82%減
2021年01月15日
北海道同友会が会員企業5816社(9月末時点)に対して実施した『年末賞与の腹積もり、夏期賞与の実績、暖房手当に関するアンケート』の調査結果がまとまりました。この調査は10月16日にアンケート用紙を郵送し、11月6日までに回答のあった531社分(9・1%)についてまとめたものです。回答企業の平均資本金は2736円、平均従業員数39・5名になっています。
年末賞与を支給する予定の企業は全体の58・2%、支給予定額は全道平均で39万4254円(▲2・82%)。札幌以外の地域は▲2・90%となり、札幌の▲1・64%に比べて減少率が大きくなっています(表1)。
業種別では『建設関連業』『卸・小売業』『その他』が40万円を超えており、『製造業』『サービス業』との差は約10万円に上ります(表2)。従業員数別では、従業員数が『20~49人』『50人以上』の減少率が大きくなっています。
夏期賞与は、全道平均で29万48円の微減。業種別では『サービス業』『その他』以外の業種が昨年度より下回っています(表3)。
パートタイマーの年末賞与は、22・5%の企業が支給を予定。平均額は7・63%アップの6万407円となっています(表4)。支給予定企業の業種別では『製造業』を除いた業種で支給額が前年を上回りました。
暖房手当は、支給無しと回答した企業が52・4%となりました。支給無しが6割を超えたのは『サービス業』『その他』です(表5)。暖房手当は全道の世帯主で10万2293円(▲3・31%)となりました。
【速報】2020年 年末賞与の腹づもり、夏期賞与の実績、暖房手当に関するアンケート調査結果