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【コロナに負けるな!】逆転の発想で一日葬を提案/メモリアルむらもと

2020年09月15日

ウィズハウス札幌清田

 

 メモリアルむらもと(村本隆雄社長、札幌支部)は、コロナ禍で葬祭部門の売り上げが3―4月に4割減となりました。この状態が3年続いたとしても存続できるよういち早く資金手当てした上、サービスを見直しました。

 

 葬儀はコロナ禍前から縮小化・簡素化に向かっていました。通夜・告別式という2日の流れが1日葬儀になり、葬儀そのものをなくし直接火葬場へ行き荼毘に付す方法も徐々に増えていました。いま、コロナ禍で縮小化・簡素化の流れが一層加速しています。

 

 そこで同社は「葬儀も飲食も徐々に戻りつつあるが〝7割経済〟の中でどう生き残っていくかを真剣に考えなくては、本当の意味での不況が1年ないし1年半後に起こってからでは間に合わない」と捉え、一日葬がいずれノーマルになるとして、新しい発想でプランニングし提案しています。一日葬を標準として、希望があれば二日葬をオプションにする逆転の発想でサービスを見直したのです。通夜を行わず、告別式から火葬までを1日で行い、時間と費用を軽減します。おかげで売り上げは90%、件数はコロナ前まで戻りました。

 

 村本氏は「ここからが勝負、経営理念『感動の創造』を具体化すべくプロモーションの質を高めたい」と語ります。