地場企業へ興味を 会員経営者が講演 北星学園大生対象にWEBで
2020年07月15日
北星学園大学経済学科の授業「経済学特論Ⅱ」(3年生対象)で、今年度より初めて同友会会員経営者が連続講演しています。授業は5月11日より毎週月曜日、全15講の予定で学生70名が履修登録して学んでいます。
札幌支部共同求人委員会との連携により実現したこの企画は、同大学経済学科長の勝村務准教授の提案によるもの。経済学を学ぶ学生が地場企業に興味を持ち、学びを実質化することが狙いです。提案を受けた共同求人委員会では、地域に根差した企業理念を経営者から直接伝えようと講師を依頼。サンマルコ食品の藤井幸一社長をはじめ、製造、建設、広告、卸売・小売業など15名の経営者が90分ずつ講演しています。
当初は対面式を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によりオンライン開催となりました。対面式での授業と変わらぬ学びが出来るよう資料をパワーポイントで共有し、学生も顔を映して質問したり、双方向のやり取りが出来るよう工夫しています。一部は大学からの希望により事前の動画撮影を行うなど、柔軟に対応しています。
学生からは「働くことを自分で考える機会になった」「生き方のヒントを得られた」などの感想が寄せられています。