19年度は69人修了 西胆振支部では6年ぶり開催(経営指針研究会)
2020年05月15日
北海道同友会は経営指針成文化運動の強化を方針に掲げていますが、2019年度も全道10支部のうち9支部で「経営指針研究会」が1年間かけて開催され、69人が修了しました。延べ修了者数は全道で790人になります。西胆振支部は6年ぶりに研究会を結成し、13人が3グループに分かれて学びました。「隣の苫小牧支部のサポートを受けながら進めた」と、西胆振支部の川田弘教経営指針委員長は語っています。
01年に小樽支部で始まり、全道に広がった経営指針研究会ですが、課題も浮かび上がってきています。一つは研究会参加者が少ないことです。各支部は参加者の募集に工夫を凝らしていますが、6000名会員のうち1%ほどしか参加していないのが現状です。
もう一つの課題は、「労使見解」が研究会に十分に浸透していないことです。全道経営指針委員会は、19年度の総括として「労使見解を知らない会員が増えている。経営指針研究会の基本に位置付けることが重要だ」とまとめています。