経営者と社員の信頼構築を　農業めっちゃオモシロイ！（西胆振支部2月例会）

2020年04月15日

　西胆振支部は2月20日、伊達市民活動センターで2月例会を開催しました。報告者はマルシメおぬきの小貫豊社長と、勤続3年になる社員の五木田夏美さん。テーマは「農業めっちゃオモシロイ！社員に育てられる会社づくり」です。北海道にやってきた農業女子と社長が語る、それぞれの「マルシメおぬき」。経営者と社員における信頼関係の構築を考えさせられる報告となり、40人の参加者から多くの質問がでました。

　千葉県のサラリーマン家庭に育った五木田さんは、早くから農業に目覚め、高校卒業後は長野県にある農業実践大学校へ進学します。スイスでの農家研修などを経て、北海道で働くために多くの農家を訪ね歩き、小貫社長と出会います。「社長の考えが柔軟そう！多種多品目栽培、通年雇用、伊達市の住みやすさが決め手」となりました。入社後は社長とぶつかる事もありますが、社長はその率直さに可能性を感じたそうです。

　そして、小貫社長は昨年12月に五木田さんたちのため、同友会の「経営指針成文化と実践の手引き」を取り寄せます。就業規則の見直しも含め伊達信用金庫職員の応援を得ながら、経営理念作成に取り組み始め、信頼されチャレンジし続ける企業づくりを全社で実践しています。