新型コロナの感染拡大 テレワークで効率向上(道北あさひかわ経営労務委 セミナー)
2020年04月15日
道北あさひかわ支部経営労務委員会は、旭川市と共催で3月6日にテレワークセミナーを開催しました。
当初は実地での開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、ウェブ上での開催に切り替え、会員や中小企業事業者ら30人が参加しました。
総務省地域情報化アドバイザーの森本登志男氏が、ウェブ上で自身が最高情報統括監を務めた佐賀県庁や、テレワークを取り入れている企業の事例を紹介しました。
佐賀県庁ではモバイル端末の導入や、出先で職員が自由に働くことができる拠点を県内外に設置したことで、全職員がテレワークを行うことが可能になり、業務効率が向上しました。
また、作業現場から業務報告を行い、直行・直帰を取り入れることによってコストの削減が図れ、売り上げが増加し、新卒採用150倍の人気企業になった土木会社の事例を挙げました。
その後の質疑応答では、就業規則やセキュリティーに関する質問が寄せられ「できることから順に始めていくことが大事」と締めくくりました。