人を生かす経営実践 社員の自主性重要(山麓地区会新年例会)
2020年04月15日
しりべし・小樽支部山麓地区会は、2月25日に2020年新年例会を52人の参加で開催しました。
新春講演会では、ヒューマンライフ代表取締役の中山英敬氏(中同協幹事長・福岡同友会相談役理事)が「社員の自主性が企業の未来を開く~資金ゼロから出発した強靱な企業づくり~」をテーマに経営実践を報告しました。
中山氏は、福岡の企業でテレマーケティング事業の責任者をしていましたが、突然事業の撤退を言い渡されます。「会社がやらないなら自分がやる」と資金ゼロから独立創業。同友会に入会し、経営指針書を作り「日本一のコールセンター」を目標に掲げますが、スタッフの大量退職などの経営危機に直面。そんな時、全社一丸の企業づくりに取り組むため『労使見解』を読み、社員の自主性が発揮できる企業づくりの重要性に気付きます。
自身の経営者としての姿勢を見直し、社員との信頼関係づくりに取り組むことで社員に自主性が生まれ、会社が変わりました。中山氏は「会社を強くするには『人を生かす経営』の実践が鍵。経営指針を実践すれば必ず会社は発展する」と呼び掛けました。