新分野へ挑戦 3社が報告 HoPE1月例会
2020年02月15日
産学官連携研究会HoPEは1月15日、1月例会を道総研プラザで開催し、44人が出席しました。
例会Part1では「新分野へのチャレンジ!」として3社が報告。初めに恵比寿システム代表取締役の千葉兼久氏が「画像解析を利用したホタテガイ判別について」をテーマに報告しました。産学官で「ホタテガイ漁場可視化コンソーシアム」を結成し、災害に強い漁場づくりと密度管理技術の高度化で、ホタテガイ漁場の可視化を目指しています。
続いてエルコム代表取締役の相馬督氏が、「廃プラを活用した創エネルギーの取り組み」をテーマに報告。同社では独自の「e―PEPシステム」を開発し、廃プラスチックのペレット燃料化とペレットボイラによる再利用を進め、環境負荷と社会的コストの低減を目指してきました。
そして3社目として、佐々曲堀代表取締役の佐々木嘉久氏が「札幌でのモーションキャプチャー、CGの取り組み」を報告。モーションキャプチャーとは人間の関節部にセンサーやマーカーを付け、3D空間上に人間の動きを再現するもので、教育機関や地元企業との連携を強化し、札幌発の魅力的なコンテンツ開発にかける意気込みを語りました。
Part2は、昨年札幌市立大学との共催で開催した「デザイン思考ワークショップ」(全5講)を修了した、だいふく餅ちよじ屋店長の佐々木一典氏が「『デザイン思考』を学んで!」をテーマに報告。デザイン思考を磨き、創造的でユニークな学びを報告しました。
引き続き新年会で懇親を深めました。