記念講演に加藤明彦氏/とかち支部
2019年11月15日
とかち支部(松本健春支部長)は、北海道同友会創立記念事業を兼ねた8月例会を8月8日に開き、愛知同友会会長・エイベックス会長の加藤明彦氏が「人を生かす経営で激変の時代を克ち進む」と題して報告しました。
大学卒業と同時に同社に入社した加藤氏は、37歳で社長に就任。2013年に会長に就き現在に至っています。1993年に愛知同友会に入会し、自身の経営体験を全国の同友会で報告しています。
自動車部品を製造する同社は、年のリーマンショックで打撃を受けました。「売り上げが7割減少して経営危機に陥ったが、覚悟を決めて一人もリストラせず乗り切り、その考えを必死に銀行に訴えた。結果として社員の結束が強まり、お客様が増えて早期に復活できた」と語りました。
同友会の学び方についても「学ぶだけで実践を伴わない同友会ごっこをしていないか。腹の中に吸収し、自分の言葉で語る同友会運動の語り部になろう」と結びました。