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会員企業トピックス(2019年10月)

2019年10月15日

金箔貼る工芸体験 職人が丁寧に指導

 

片桐仏壇店(片桐尉晶社長、しりべし・小樽支部会員)は仏壇製造の技術を生かし、箸や小箱などに金箔を貼る工芸体験をしています。

 

 「小樽仏壇」の一貫製造技術を生かし、一般にも日本文化を体験してもらおうと始めたもの。金箔は厚さ1/10000㍉㍍(1円玉を畳2畳まで伸ばした厚さ)で、もみじや桜などを組み合わせて作ったデザインを型通りに切り抜きます。その型を小箱などに張り付けて下地を塗り、金箔を貼ります。金箔は扱いが難しい作業ですが、職人が丁寧に指導してくれます。所要時間は1時間程度。料金は1500―2600円(税別)。要予約。問い合わせは同社、電話0134(23)1309まで。

 


 

腎臓病患者向けの低タンパクパン発売

 

 まつもと薬局(松本健春社長、とかち支部会員)は、タンパク質を85%削減した腎臓病患者向けのパンを開発し、同社店舗で販売しています。

 

 腎臓病が進行した患者は塩分やカリウムなどの制限が必要で、特にタンパク質の摂取を制限する食事療法を求められます。しかし、おいしいパンを食べたいという患者の声に応えるため、2年がかりで低タンパク質のパンを開発。管理栄養士の大西玲衣さんは「製粉会社などと何度も打ち合わせをした。栄養士の仕事では経験できないことで充実していた」と語ります。

 

 価格は100㌘2個入りで540円(税込み)。電話0155(41)9333まで。

 


 

カフェを併設したインテリアショップ

 

 サトケン(佐藤紀寿社長、くしろ支部会員)は、釧路市中心部にカフェを併設したインテリアショップ「BASE9」を開業しました。

 

 同店は「インテリアから考える住宅造り」がコンセプト。雑貨や家具の販売を通じた顧客との交流を起点に、アイテムにこだわった住宅改築や新築などを提案しています。

 

 50坪の店内には北海道初上陸のソファが多数並び、価格は1050万円程度。アッパーミドルクラスを対象とした品揃えで、SNSを活用して日常生活を楽しむための情報を発信しています。

 

 営業は11-18時(水曜定休。金土のみ18-23時夜営業あり)。問い合わせは同店、電話0154(64)7735まで。

 


 

本ししゃも蕎麦でむか復興後押し

 

 一休そば(早川陽介社長、苫小牧支部会員)はこのほど、胆振東部地震から1年がたったのに合わせ、「本ししゃも蕎麦」の販売を始めました。

 

 のれん分けした店が被災地のむかわ町にあったという縁もあり、同町で作られたシシャモの甘露煮を載せた温かいそばを発案。温かいそばつゆの上に載せることで、風味が引き立つ一品となっています。

 

 また、11月からは全メニューにむかわ産そば粉を使用し、地元食材のPRで被災地復興を後押しします。これらのメニューは11月15日まで、総本店など直営3店舗で提供しています。問い合わせは総本店、電話0144(76)0193まで。