企業、高校、行政が就職情報懇談会/しりべし・小樽支部
2019年10月15日
採用の問題点共有
しりべし・小樽支部は、7月26日に倶知安町で今年度2回目となる「学校と企業との就職情報懇談会」を開催。管内の高等学校の進路指導担当教諭5人を含む、計5人が参加しました。
初めに、ようてい農業協同組合の前田一彦管理部人事課長が、同組合の採用の取り組みを報告しました。
続いてグループ討論では、より多くの方と情報交換を図ることを目的に異なるテーマで2回実施。1回目はインターンシップの問題点についてそれぞれの立場から課題を出し合いました。学校からは企業訪問不可の求人票が驚くほど多いとの悩みが出された反面、企業からは名前を知られていない会社は敬遠される傾向にあるためインターンシップを実施できないとの意見が出されるなど、相互の情報共有の必要性があらためて浮き彫りになりました。
2回目は「採用に関わる課題の解決に向けてどのような取り組みが必要か」をテーマに、積極的に情報・意見交換しました。
参加者からは「学校だけではなく、他の企業とも情報交換ができる貴重な機会」、「企業、学校、行政のそれぞれの視点で採用に関する問題意識を共有でき良かった。今後も連携を深めていきたい」との声が聞かれました。