羅臼移動例会 同友の絆確認/くしろ支部南しれとこ
2019年10月15日
くしろ支部南しれとこ地区会では、8月23日から24日にかけて羅臼への移動例会を開催。羅臼町の同友との絆を確認しました。
同地区会は中標津町を中心に活動を展開していますが、羅臼町からは車で1時間の距離があり、毎回の参加が難しい状況でした。こうした背景もあり、会員交流を目的に5年ほど前から羅臼への移動例会を毎年開催しています。
例会ではまず、北海道つべつまちづくりの都丸雅子氏が講演。地域おこし協力隊として北海道に移住した同氏が、津別町で進めているコンパクトシティ化計画について紹介した上で、「津別町は釧根管内と同じく〝道東〟という認識が強い。皆さんとも一緒に町おこしを進めていきたい」と呼び掛けました。
続けて、湊屋稔羅臼町長が今後の地域づくりの展望を講演。「人口減少が進むこの地域で生き残るためには、広域での連携を模索していかねばならない」と指摘しました。
その上で「一例として、広域の中心となる町が公共ホールなどの施設を整備し、その周辺の町はそこまでのアクセスを整備することなども考えていかなければならない」と述べました。
例会後には懇親会も行われ、知床の海と山の幸を味わい、交流を深めました。