胆振東部地震教訓忘れない全道事務局で一斉防災訓練

2019年10月15日

　胆振東部地震と大規模停電の経験から約１年となる９月２日、全道８つの同友会事務局で一斉に防災訓練が実施され、事務局員50人余りが参加しました。

　訓練は、未明に震度６強の地震と津波が観測され、各地で停電・断水が発生した想定の下で行われました。グループウェアで地震発生が報じられると事務局員は一斉に安否情報を投稿し、非常時における連絡体制をチェックしました。

　出勤後は消防署への火災発報練習、避難訓練、消火訓練を実施。とかち事務所や函館事務所などでは消防士の立会いの下、消化方法や避難方法のアドバイスを受けるなどの協力もありました。

　その後、会合中・外勤中・勤務時間外における行動基準と対応活動を定めた「災害対応マニュアル」（昨年１２月策定）の読み合わせ学習と、災害用備品のチェックを行い、各自の役割と現状の問題点を確認し合いました。

　参加した事務局員からは「対処方法、消火器の保管場所、備蓄品の内容などを共有することができた」などの感想があげられました。