会員企業トピックス(2019年6月)
2019年06月15日
移動販売車で地場食品を販売(たるしぇ)
たるしぇ(齊藤哲治社長、しりべし・小樽支部会員)は、4月から小樽市内で移動販売車「タルシェ号」による巡回販売を開始しました。
坂の多い小樽で、高齢者や子育て世代、障害のある方などの買い物事情の改善に貢献したいと、構想から4年の歳月をかけて実現。この取り組みに理解を示した町内会と福祉施設の計6カ所で、週1回から月数回販売しています。
品目は、同社が運営する小樽駅構内の「駅なかマート タルシェ」で扱う農産・水産加工品のほか、日配品、冷凍・レトルト食品など小樽・後志産の品質にこだわった70―80品を厳選して提供しています。
問い合わせは同社、電話0134(31)1111まで。
サイクリングバスの運行開始(函館バス)
函館バス(森健二社長、函館支部会員)は、自転車を積載できる「サイクリングバス」を4月から運行しています。
バスは後部座席スペースを改造し、自転車スタンドを10台分設置。自転車を運びやすいよう床にスロープを増設し、空気入れも備えました。自転車の積み込み、固定、積み下ろしは乗客自身で行います。
バスは土日、祝日限定で、10月末まで運行予定です。函館・江差線で5往復のうち2往復しており、貸し切りも可能。配車状況は同社のウェブサイトに掲載しています。利用料金は、通常のバス運賃プラス500円。
問い合わせは同社、電話0138(51)3137まで。
生産者の思いを伝える飲食店(ファームステッド)
ファームステッド(長岡淳一社長、とかち支部会員)は、東京都内に飲食店FARMSTEAD TABLE(ファームステッドテーブル)をオープンしました。
生産者のこだわりや思いを多くの人に伝えようと出店。デザイン業務で知り合った全国の生産者から食材を集めて提供するほか、物販イベントなど生産者と消費者が交流する機会も企画します。
旬の新鮮な食材を使い、素材そのものの味わいを活かし、食材をつくる人と食べる人がそこに込められた思いを共有する。訪れた方が消費者ではなく「ファン」になる、新しい形のカフェレストランです。
問い合わせは同店、電話03(5244)9515まで。
無人ホテルを北海道初開業(MASSIVE SAPPORO)
MASSIVE SAPPORO(川村健治社長、札幌支部会員)は、北海道初の無人ホテルを開業しました。
館内に常駐スタッフは居らず、フロントに設置しているタブレット端末でチェックイン。本人確認も画面越しに行います。鍵は滞在中有効なパスワードで解錠でき、オンラインで決済します。
1月に開業したUCHI Living Stay odoriでは最大14人の宿泊に対応し、リビングやランドリー設備、シャワールームを備えています。現在UCHIシリーズとして5軒を運営し、年内に札幌を中心に30室以上の開業を目指しています。
問い合わせは同社、電話011(676)9715まで。