企業支援と再生テーマに講演/南空知支部
2026年03月15日

北門信用金庫・伊藤貢作常勤理事企画部長兼企業支援室長
南空知支部は1月29日、岩見沢平安閣で新年交礼会・新春講演会を開きました。来賓を含む51名が参加。北門信用金庫の伊藤貢作常勤理事企画部長兼企業支援室長が「私の中の企業支援と再生」をテーマに講演しました。
約30年にわたり企業再生に携わってきた経験を踏まえ「再生は理論ではなく現場で決まる」と強調。重要なのは早期着手以上に、再生のメカニズムを正しく理解し、売り上げや利益率だけでなく、マーケットシェアや事業構造、固定費の水準などを絶対値で把握することだと説きました。
判断の遅れや先送りが致命傷になるとし、撤退戦の難しさや、成功体験への固執の危うさに言及。トップの命令で組織が動く重みを踏まえ、精神論に陥らない経営の重要性を訴えました。
さらに、過度な遠慮や不利益を被る側への配慮不足が再建や成長を阻むとし「全員賛成、全員反対の中にこそ落とし穴がある」と指摘。金融機関と中小企業の目線の違いにも触れ、「経営者が主体的に課題を認識し外部支援を活用する姿勢が再生の成否を分ける」と提起しました。
続いて空知信用金庫の中川孝一常勤理事本店長の祝盃で祝宴に入りました。
