倒産から再起へ~経営指針との出会い~/札幌支部例会
2026年03月15日

工藤商事の工藤英人社長が報告
2月3日、市内で札幌支部例会が開かれ、110名が参加しました。「どんな時でも、そんな時こそ経営指針」をテーマに、工藤商事の工藤英人社長(札幌支部副支部長)が報告しました。
父の運送会社を30歳で継いだ工藤氏でしたが、財務知識不足で業績が悪化。37歳で倒産させてしまいます。自己破産後は無職となり、同業者の支えで再就職したものの再び退職し、中古トラック1台の個人事業として再出発。「しかし事故続発や資金難で経営は厳しかった」といいます。
転機は2011年。同友会へ入会し、経営指針研究会と出会います。研究会で「何のために経営するのか」を問われた工藤氏は、自分本位の姿勢に気づかされたのです。
そして倒産時に支えてくれた社員の姿を思い出しながら、社員を中心に据えた経営理念を策定。経営指針を判断基準に採用・教育を行うようになり、社員の姿勢と会社の雰囲気も変わっていきます。ドライバーにも「運送業の品質は、人の品(ひん)と仕事の質」との意識が広まりました。工藤氏は「経営者が変われば会社が変わる」と語り、経営指針研究会への参加を呼びかけました。
グループ討論では「今、何のために経営をしているか」など熱い討論が続きました。
