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気流

2026年02月15日

2026年の干支は馬。思い浮かべるのはすらりとしたサラブレッドのような競走馬ですが、十勝では体重が1トン近いばん馬が農耕や輸送等貴重な労働力として人々の生活を支えてきました。

明治の開拓時代、この馬たちが力比べをした「お祭りばん馬」が現在のばんえい競馬のルーツとなります。ばん馬の「ばん」は「輓」と書き車や重い荷物をひくことを意味し、ひくは「曳」とも書き「えい」とも読みます。

ばんえい(輓曳)競馬は2カ所の坂を含めた全長200㍍のコースを最大1㌧もの重い鉄ソリを曳いてパワー・速さ・持久力を競い合います。人間が歩いても追いつく程度の速度でレース展開するため、ファンも馬と一緒に並走しながら観戦できます。馬体の大きさに驚きながら、馬の息遣いやダートを踏みしめる足音、鉄ソリの軋む音がリアルに伝わってきます。

かつて帯広を含む道内4都市で開催されていましたが、2006年に廃止。存続運動を経て、翌年から帯広市単独で「ばんえい十勝」を帯広競馬場で運営しています。レースはほぼ通年毎週土・日・月曜日に開催。競馬場にはふれあい動物園や、地域の特産を販売する店舗、飲食店も併設され地域の文化・観光施設の側面も持ち合わせ、休日には家族連れの姿も多く見られます。

日本全国、世界でも帯広でしか体験できないばんえい競馬。午年の2026年、足を運んで楽しんでみるのはいかがでしょうか。