学校教職員との懇談会/共同求人委
2025年10月15日

採用難の時代に
地域をどう守る
全道共同求人委員会は8月28日、第13回学校教職員と企業との懇談会を札幌市内で開催。「就活の実態と若者がおかれている実情を理解し、学校と企業ができることを共に考えよう」と、神奈川大学や道央、道北、道南など各地から大学・専門学校24名、企業52名が参加しました。
トータルデザインサービスの西田高穂社長(札幌支部)が「若者の働くイメージと企業の働き方、何が違う」をテーマに実践報告し、若者との認識の差を実感しつつ「物事を広く深く考える習慣をつけてあげたい」と語りました。
その後13のグループに分かれ「社会教育とは何か~学校と企業がともにできること」をテーマにグループ討論。就活の早期化や情報過多の中、学校から「中小企業で働く意義とやりがいを理解できるイベントを開催したい」「面接実践など企業と連携し、学生自身が自分発見をできる機会を作りたい」との声もあり、企業と学校双方との忌憚の無い意見交換の場となりました。
参加者からは「就活に対しこれでいいのかと迷っている学生は多い。我々中小企業が協同して出来ることはないか、学校と連携して考えていきたい」「大学と学生、企業が働くことや社会課題を共に考える機会をつくろう」などの提案が寄せられました。