2030ビジョンの実践へ/北海道同友会
2025年10月15日

全道役員研修会を開催
北海道同友会は9月1日に「全道役員研修会(第1講)」を開催し、52名が参加。「2030ビジョン」について、本田哲代表理事、髙橋憲司副代表理事の報告から学びました。
初めに本田氏がビジョンの作成経緯を報告し、「共創とは『人を生かす経営』による価値共創である」と強調。人手不足、物価高、AI進展など急速な外部環境の変化に加え、同友会理念の浸透や会員数など組織課題をもとに、理念の実践を基盤に据えた企業・同友会・地域・事務局づくりの必要性を述べました。
また髙橋氏は、ビジョン推進のため「2030ビジョン推進プロジェクト」を立ち上げたことを報告。プロジェクトは全支部長を中心に構成し、専門委員会とも連携して進められます。今年度は各組織でビジョンの浸透を進め、次年度から年度方針に反映することを目指しています。そして「ビジョンは実際に使ってこそ意味がある」と、会員・各支部が自己評価できる評価項目を作成することも紹介し、実践の重要性を強調しました。
最後に藤井幸一代表理事が、「学び、実践、フィードバックの循環で支部の実践例を全道へ広げ、仲間づくりと同友会発展につなげていこう」と呼びかけました。
第2講は各支部で企画し、第3講は11月5日に労使見解をテーマに開催します。