産業振興施策で札幌市と懇談会
2019年04月15日
札幌支部は3月6日、札幌市内で2019「札幌産業振興に向けて求められる企業・行政の取組」懇談会を開催し、札幌市経済観光局と同友会から人が出席しました。
前川裕一札幌支部幹事長が開会あいさつし「回を重ねるたびに行政と中小企業との相互理解が深まってきた。年に1度の貴重な機会。忌憚(きたん)なく意見交換を」と述べ、続いて経済観光局の田中俊成産業振興部長が「同友会の提案で2008年に札幌市中小企業振興条例が制定され、条例に基づき産業振興ビジョンを定めて施策を具体化している。意見を施策に反映させていきたい」と開会あいさつしました。
年度予算案に基づき、同局の坂井智則産業振興部経済企画課長が主要施策を説明後、「観光」「商業・経営支援」「環境・ものづくり」「人材、食」「健康福祉・医療」「IT・クリエイティブ」の6グループに分かれ、業界の現状と課題、今後の方向について意見交換しました。
「食の発信・推進が心と体の健康につながる。包括支援を」「IT業界について学ぶ場を増やし、興味を持つ世代を増やして」「やりがい、働きがいのある中小企業で人を育てよう」といった声をはじめ、「観光産業への認識を高めステップアップを」「地域循環の視点で省エネ産業を広めたい」など多数の意見・提案が寄せられました。