道内2社が同友エコ受賞/中同協
2025年07月15日

脱炭素実践で光る技術と理念
中小企業の環境経営実践を評価する「同友エコ2024―25」(主催:中小企業家同友会全国協議会)の審査結果が発表され、全国38同友会・2005社の中から、北海道同友会のNHD farm(中標津町)が外部審査委員賞、カンディハウス(旭川市)が奨励賞を受賞しました。
NHD farmは、二酸化炭素冷媒ヒートポンプを導入し、生乳冷却の工程で発生する熱をお湯と冷水に変換。お湯は洗浄ラインの洗浄に使用するなど、廃熱を再利用することでランニングコスト削減と二酸化炭素排出量の削減を両立させました。
カンディハウスは、20年以上にわたる植樹活動や、木材の地産地消と間伐材のデザイン活用を進め、製品の修理・再販体制も整え、循環型社会の実現をめざしています。
「同友エコ」は、二酸化炭素削減や省エネ、再生可能エネルギーの活用といった環境経営を表彰し、中小企業のロールモデルとなる環境経営の実践を、全国の会員に紹介しています。