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研究室を巡るラボツアー/北見工大

2025年04月15日

ドライビングシミュレーターを体験

           北見工大と包括連携20周年

オホーツク支部は3月4日、北見工業大学の研究室を見学するラボツアーを開催し20名が参加しました。同大学と支部が2004年に包括連携実施覚書を締結してから、20周年を記念して企画したものです。

 開会に先立ち、小樽商科大学グローカル戦略推進センターの北川泰治郎教授が、経営統合した北見工大・帯広畜産大・小樽商大の研究活動を報告。「3大学の共同研究活動の要として工学分野を専門とする北見工大に寄せる期待は大きい」と語りました。

 ラボツアーは4分野の研究室を訪問。ドライビングシミュレータで生体反応を計測する研究室では、実際の道路状況が再現されたシミュレータに参加者が試乗しました。応用化学系の陽川憲准教授は、ハッカなどの植物が作り出す二次代謝物の生成を促進する研究を手がけ、北見の自然環境を活かした研究に参加者は熱心に耳を傾けていました。

 包括連携は研究や人材教育など幅広い分野での協力を目指すもので、支部では同大学の研究成果を企業経営や地域づくりに生かしてきました。また、ランチ会への学生参加や、同大ロボコン部との協力関係が生まれるなど、多面的な連携へと発展しています。一層の連携強化が期待されるラボツアーとなりました。