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微生物との関わり学ぶ/HoPEが1月ワイン例会

2025年02月15日

報告する曾根氏

 産学官連携研究会HoPEは1月10日、北海道大学ワイン教育研究センターで1月ワイン例会を開催し、48名が来場・オンラインで出席。美瑛や富良野からの参加もありました。

 はじめに同大大学院農学研究院教授・同センター長の曾根輝雄氏が「北海道ワインのテロワールを考える~微生物研究から見えて来たもの~」をテーマに報告。曾根氏は、「道内のワイナリーがこの10年間で3倍にも増加し、産地として道産ワインが注目されている」とした上で「同じ品種でも気候や土壌、そして微生物との関わりで味が変わり、生物学的な観点からも『産地の個性』の研究が求められている」と語り、最新の研究成果を紹介しました。

 会場には、千歳や富良野、さらに十勝など道内各地のワイナリーのピノノワールやケルナー、さらにミュラー・トゥルガウや山幸などの各種ワインを用意。曾根氏の解説も交え、産地の違いを味わいながら楽しく交流を深めました。