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4支部が新年交礼会・新春講演会/しりべし・小樽支部

2025年02月15日

「教育環境の整備で、人口減少対策などを図る」と話す穴沢学長

         ユニバーサルユニバーシティー構想解説
             小樽商大・穴沢学長


しりべし・小樽支部は1月14日、小樽市内のニュー三幸で新春講演会を開きました。来賓を含めて65名が参加。小樽商大の穴沢眞学長が地域人材の育成などを目指すユニバーサルユニバーシティー構想を解説しました。

 教育環境の整備により、人口減少への対応や地域発展を図ろうとするこの取り組みは、道内の自治体や企業と連携し、2年ほど前に本格始動しました。

 道内各地に置く商大のサテライト教室を中心として、進学支援型、リカレント教育型、教養教育型と3つのプラットフォームを用意。進学支援型は夜間の社会人入学枠を使い、地元で働きながら学位を取得できる仕組みとし、リカレント型では観光やヘルスケア、データサイエンスなど幅広い分野で企業の人材育成につなげます。

 穴沢学長は「30年までに高等教育に触れられない道民をゼロにするのが目標」とし、「人口が減っても一人当たりの知的能力を高めることで、知の総和を減らさないとする国の政策にも貢献できる」と強調しました。

 続く新年交礼会で、松田亙支部長は「巳年は変化の年。厳しい時代だからこそ挑戦し、成長していこう」とあいさつ。参加者は新年の抱負を述べ合いました。