ベトナムで視察例会(道北あさひかわ支部農業部会)
2025年02月15日
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ホーチミンなど不動産見学
道北あさひかわ支部農業部会は、1月12日から16日までベトナムで視察例会を実施し、7名が参加しました。ホーチミンとハノイで不動産や教育機関を見学し、現地の人材や市場動向を学びました。
ホーチミンでは、高級マンション「PHUONGTOWER」を視察。1戸あたり約7000万円でオーナーが所有し、日系企業の福利厚生施設として貸し出されるケースが多いと説明を受けました。また、今後の有望市場としてインドが挙げられる一方、ベトナムにも依然として事業参入の余地があることを学びました。
ハノイでは、日本人学校や現地のスーパーマーケットを視察。近年、日本はベトナム人にとって「旅行には行きたいが、働きたい国ではなくなりつつある」との声も。円安の影響で、出稼ぎ先は韓国やシンガポールなど、より時給の高い国へ移行していることを知りました。
視察を終えた荒川始部会長は、「現地で様々な人の声を聞けてよい経験になった。日本での就労の魅力は低下しているが、スーパーマーケットでは日本製品が多く並び、市場としての可能性を実感できた」と振り返りました。