【我が社の自慢 80】日本郵便弟子屈郵便局（弟子屈町）

2024年10月15日

地域の文化拠点として20年

　我が局の自慢は、20年以上にわたって定期開催してきた作品展です。郵便局を町の文化発信拠点にしようと、2001年に弟子屈郵便局長に就任して以来、絵画や写真など多彩な分野の作品展を隔月で開催。昨年からは毎月開き、累計150回以上を数えます。

　当初は、弟子屈町民が郵便局に気軽に足を運んで欲しいと願ってのスタートでしたが、続けていくうちに人の輪が広がり、現在では地域を越えた出会いと発信の場になっています。また、局舎の増改築の際には、展示空間のロビー面積を大幅に広くする等の環境整備にも取り組み、今では広く道東エリアで活動を続けている方にも出展依頼しています。

　作者の個性を考え提案した展示も多く、絵手紙をたしなむ女性と絵を描く孫との合同展や、模型愛好家の会社員が手掛けたプラモデル車の模型展、廃材を再利用した木工細工の展示など、来局者の目を楽しませる工夫を重ねてきました。

　地元の新聞に取り上げられたことで、「展示に足を運んでくれた友人と数十年振りに再会できた」、「多くの感想が寄せられ励みになった」と出展者から感謝されたことが特に印象に残っています。

　来春で定年を迎えますが、それまでの展示スケジュールは既に決まっており、作品展を通じた多くの出会いと縁に感謝しています。