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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

新支部長に聞く/南空知支部長 斉須 正友氏(丸藤 代表取締役)

2024年09月15日


小規模でも輝く南空知支部を
支部例会の魅力向上


 私は2011年に同友会へ入会しました。同友会は、経営全般にわたり自己研鑽できる素晴らしい会であると実感しています。これまで政策委員長や副支部長も務め、異業種の交流を通じて、私の人生の幅も広がりました。

―9代目支部長としての抱負をお聞かせください。


 南空知支部は会員数79名と、全道で最も小規模な支部です。会員増強にも力を入れますが、小規模だからこそ、会員同士の顔が見える活動をもっと充実させていきたいと思います。そのためにも経営指針・共同求人・共育・経営厚生労働・障害者問題・政策・組織企画の7つの委員会活動を積極的に展開します。さらに各委員会が担当する支部例会を、魅力あるものにして参加人数を増やしていきます。


 ―2024年度支部方針をどのように推進しようと思っていますか。


 2024年度方針は「激変する経営環境に対応できる企業づくり」「中小企業振興基本条例制定運動を中心とした地域づくり」「南空知モデルの同友会活動を実践し、活気ある支部づくり」です。推進するにあたり、改めて同友会の原点や歴史に立ち返りたいと考えています。その一環として、故大久保尚孝元専務理事や、同友会とも縁のあった故武井正直氏(北洋銀行元頭取)から学ぶべき理念を再確認するつもりです。

 また8年ぶりに経営指針研究会を再開し、よりよい企業づくりを目指します。私自身も受講して経営指針を成文化し、その重要性を支部内に広めたいと考えています。

 岩見沢市での中小企業振興基本条例制定に向けた活動は、佳境を迎えています。条例は、地域の産業全体を活性化させることを目指し「岩見沢市地域産業振興基本条例」として制定される見込みです。政策委員会の担当で開催予定の10月支部例会では、岩見沢市全体の制定機運をさらに高めていきたいと考えています。小規模ながらも輝く南空知支部を、皆さんとともに力強くけん引していきます。