全社一丸で課題解決に挑戦/北海道同友会第56回定時総会
2024年07月15日
持続可能な企業・同友会づくりを
5年ぶりに全面開催
北海道同友会は6月4日、京王プラザホテル札幌をメイン会場に全道8会場を結び、第56回定時総会を開きました。コロナ禍を経て、全面開催は5年ぶり。委任状を含め291名の代議員が出席しました。2024年度の活動の力点に「人を生かす経営の実践を目指して、全社一丸で学び、課題解決に挑戦しよう」など3つの柱を掲げ、持続可能な企業づくり、同友会づくりに取り組む一年とすることを確認しました。
物故会員に黙祷後、渡辺美智留代表理事が「同友会理念である自主・民主・連帯の精神をもとに、中小企業を取り巻く諸課題に我が事として取り組む24年度にしましょう」と開会挨拶。続いて須藤建設の須藤正之社長(西胆振支部)と、スタジオ嶋の源真紀社長(札幌支部)を議長に選出し、議事に移りました。
はじめに本田哲副代表理事が23年度の活動を総括し、渋谷光敏財務・法人運営委員長が23年度決算を報告。中上雅之専務理事が会計監査報告(髙野一夫監事代理)、八重﨑聖子役員選考委員長が新任21名を含む78名の24年度役員を提案。いずれも承認されました。
休憩時の第1回理事会では代表理事3名が共に再任され、新任の森俊一氏を含む副代表理事3名を互選。休憩後総会へ報告されました。(5面に役員名簿)
後半の議事では、池川和人代表理事が24年度活動方針を提案後、10支部・7委員会より新年度方針を発表。続いて新年度予算案の提案がありいずれも承認され、議事は終了しました。引き続き、経営者大学卒業証書授与式で3名に卒業証書が授与されました。
新年度理事を代表して、森副代表理事が「今年度も中小企業にとっては厳しい時代が続くが、地域の活発な同友会運動が企業の繁栄につながると確信している。今年度も全会員の協力のもと、運動発展のために頑張りましょう」と述べ、閉会しました。
続いて札幌会場では5年ぶりとなる懇親会を開催し、来賓5名が臨席。岩永正嗣北海道経済産業局長、三橋剛北海道副知事が祝辞を述べ、増田仁志北洋銀行専務取締役本店長の祝盃後交流を深めました。