【我が社の自慢 74】江尻建設(室蘭市)
2024年05月15日
若手育成にミニチュア重機
我が社の自慢は、社内の階段踊り場に展示している80台近いミニチュア重機です。
当社は室蘭市を中心に公共工事・解体工事を請け負い、日本製鉄構内の工事も行っています。突発的な作業にも迅速に対応するため、先代の頃から数多くの重機を自社で保有していました。その縁もあり重機を購入した際、メーカーからミニチュア重機が贈られたことをきっかけに年々数を増やしていきました。当初は社内に飾り、来客を喜ばせていましたが、数が増えるにつれて話題になり、関係者がコレクション用に贈ってくれたこともありました。
ミニチュアは重機メーカーの特徴をしっかり捉え、オレンジ色が日立建機、黄色はコマツ、緑色はコベルコ建機など色の違いや除雪に使うタイヤショベルカー、ブルドーザーは本物と同じくらい精巧に作られています。中にはアームが30㌢以上伸びるミニチュアもあり、現在は観賞用としてだけではなく、現場作業員との打合せにも活用しています。新入社員が「この重機に乗れるようになりたい」と重機の免許取得の意欲を膨らませるきっかけづくりにも役立っています。
重機工事には、資格習得と経験が必須です。50年以上地元で培った技術を若手社員に伝承するためにも、大切に展示していきたいと思います。
設立=1967年、会員=代表取締役・江尻圭太、事業内容=土木工事・解体工事、社員数=42名 |