伝統産業への理解深める/道北あさひかわ支部旭川西地区会
2024年04月15日
近藤染工場を見学
道北あさひかわ支部旭川西地区会は2月22日、2月オープン例会「近藤染工場に見学&染め物体験をしに行こう!!」を開催し、15名が参加しました。
同社は徳島から旭川へ開拓移民として入った初代が、1898(明治31年)に創業。126年の同社の歴史や染め物について、近藤耕介専務が報告しました。近藤氏は、全国で数少ない本染め専門工場として、代々受け継がれた刷毛引き本染めを貫き、本物志向のものづくりを大切にしていることを語りました。
続いて、1×1・5㍍もの「同友会オリジナル大漁旗」を参加者全員で染色しました。染めない部分に染料がにじまないよう防染糊を置き、その周りを染め色ごとに交代しながら刷毛で染め上げました。完成した大漁旗は、同社のご厚意で支部に寄贈頂きました。
企業訪問や染め物体験を通し、地域に根差した伝統産業への理解を深めることができ、楽しい企画となりました。