道研へ!オホーツクで学び初め/道内各支部で新年交礼会
2024年02月15日
強靱な企業、地域づくりを
北海道同友会各支部では、2024年新年交礼会を開催しました。年明けから能登半島地震で多くの中小企業が被災するなど混迷の幕開けとなりましたが、強靭な企業づくり、地域づくりを目指す新年がスタートしました。
オホーツク支部は、1月15日、北見市内のホテル黒部で新春講演会・新年交礼会を開きました。来賓、オンラインを含め63名が参加し、新年の発展を共に決意しました。
新春講演会では、秀岳荘(本社・札幌)の小野浩二社長が「人づくりから始めるSNS戦略~『秀岳荘』流のファンづくり~」と題して、社員を巻きこんだ経営実践を報告。
売上の低迷に直面していた2005年頃、台頭するネットビジネスに活路を見出し「ホームページの活用」「SNSでの情報発信」を開始。社員による商品紹介がアップされるSNSやショート動画は、年々登録者数が伸び、売上回復にも繋がってきたことを語りました。
また、再生回数の多いショート動画を作った社員への報奨金制度の創設など、従業員の福利厚生充実など働きがいのある環境づくりにも着手。
資金繰りや経営計画、社員教育といった経営課題を冬山登山になぞらえ「社員へ最大限に決裁権限を与えて責任感を醸成し、やる気集団を作ることが社長の仕事」と強調しました。
新年交礼会では、田村友朗支部長が「まだまだオホーツク地方はポテンシャルがあり、それを担うのが中小企業。一人ひとりの頑張りで、地域の価値を高めていこう」と挨拶。来賓からは支部活動への熱い期待の言葉が寄せられました。
今年9月28日には、16年ぶりにオホーツク支部の設営で第39回全道経営者〝共育〟研究集会(道研)が開かれます。浜名靖博実行委員長が、道研成功を目指して支部会員の協力を呼び掛けました。