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社員参画の社風づくり/函館支部

2024年02月15日

社風の重要性を伝えた梅田社長

 

岐阜県瑞穂市のウメイチ社長、梅田氏

 

 函館支部は23日、プレミアホテルCABIN PRESIDENT函館で2024年新年交礼会を開き、来賓を含め92名が参加しました。ウメイチの梅田益生社長(岐阜同友会副代表理事)が講演し、同友会の学びが着実に実践する「不離一体」の経営の必要性を伝えました。

 

 同社は記念日のプロデュース業を手掛けており、梅田社長は経営者である父の後継者として10年に入社。「業界の常識は非常識」と捉え、赤字決算が常態化していた経営状況を一から立て直しました。そして、23年に売り上げは入社時の約5倍、利益も過去最高となりました。

 

 振り袖のレンタル料を2回目以降は無料にする料金設定など、新しい取り組みを推進した一方、「仕組みはまねされる」と話します。その上で「社風は競合他社と差別化できる」と強調。社員を巻き込んで会社の理念やビジョンを設定し、経営者が先頭に立ってそれを体現する必要があると訴えました。

 

 講演の内容を受け、嘉堂聖也支部長は「主体的に地域を盛り上げる環境づくりをしたい」と意気込みを語りました。