鹿児島で共同求人・社員教育活動交流会
2024年01月15日
全社一丸 新たな未来を
ティーピーパック 池川和人社長が報告
中同協共同求人・社員教育活動全国交流会が、11月16、17日の両日鹿児島で開かれました。
第2分科会ではティーピーパックの池川和人社長が「全社一丸で新たな未来を作り出す」をテーマに報告しました。池川氏は経営指針を成文化し「人が辞めない会社作り」に悩む中で共同求人活動に出会います。新卒採用のために準備を進め、2011年には3名を採用します。そして新卒の採用・定着を中心に会社の働き方改革を行い、16年には経営理念を「社員の幸せを通じて社会に貢献する」に改定します。
さらに「将来を託す原石を探し、社員教育で磨いていくことが大切」と強調。「時間がかかり大変な辛抱が必要ですが、会社を変えていくためには必要な道のり」と結びました。
同友会では、社員を人権と人格を尊重し理念を共有していくパートナーと考えています。「同友会緊急アンケート調査」でも最大の経営課題は「労働力不足」となり、パートナーとなる人材の確保が必要となっています。
現在は合同企業説明会主体の採用から、1年生より通年で企業を周知し、教職員と人間関係を構築するなど長期の採用戦略へ激変しました。企業の認知度を長期的視点で高め、中小企業の魅力を伝える活動が大切になっています。