気流
2023年06月15日
2023年3月、野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」は3大会ぶり3度目の優勝を果たしました。
WBCでは栗山英樹監督のチームづくりが話題となりました。大会期間中、不振に悩まされていた村上宗隆選手を信じ起用を続け、準決勝のメキシコ戦で逆転サヨナラタイムリーを打ちました。栗山監督の「任せた。思い切って行ってこい」と言う言葉に日本の4番が応えました。また、ダルビッシュ有投手が開幕前からチームを引っ張り、大谷翔平選手が大会中にチームを鼓舞し、選手の自主的な行動が注目されました。
栗山監督は、選手とのコミュニケーションを大切にし、個性を活かしながら主体性を引き出すことで成果を導く「サーバントリーダーシップ」を体現したと言われています。「サーバントリーダーシップ」は、一方的な命令スタイルではなく、組織としてのビジョンを示し部下を信頼し協力し合いながら、組織全体の成長を促すことに重きを置いています。課題解決に向け一人ひとりが考え行動するようになることで組織の活性化につながります。選手たちは栗山監督との信頼関係により、大事な局面でパフォーマンスを発揮しました。
歴代最強とも言われるチームを率いた栗山英樹氏が10月7日の第38回全道経営者〝共育〟研究集会(あさひかわ道研)で講演します。WBCに負けない熱い研究集会にしましょう!