夢や目標実現へ決意新たに/札幌支部
2023年05月15日
働く意義、社会人の責務自覚
やるべきことを明確に
4月3日の合同入社式に続き、札幌支部では4~6日に新入社員研修会を開催しました。①自らが働く中小企業とはどんな存在なのかを理解し、②社会人として働くために必要なマナーを学び、③新人としての自覚と決意を固めることを目的に開催し、延べ144名が参加しました。
第1講では、会員経営者が新入社員にメッセージを送りました。初日は恒栄工業の上原伸也社長が「社会人として働くということは、与えられる一方だった立場から、与え・与えられる立場に変わるということ。他者への役立ちを前提に、そうした社会循環の一員として恩返しの気持ちを持ち、自分らしさを発揮してほしい」と語りました。
続いて2日目はりんゆう観光の植田拓史社長が講演。「これからは会社という組織の中で働いていく。その組織は何を目指しているのか、今やっている仕事は何に繋がっているのか、また、働くとはどういうことなのかを、日々考えながら働くことが大事」と述べました。
3日目は札幌杢幸舎の渡邊陽一社長が「夢や目標、それを叶えるためにいつ何をやるかまで明確にすることが大事」と語りました。そして、「①他人の成功を喜び②人との縁を大切にすること、さらに③行動の正否だけでなく『思いやりがあるかどうか』で判断することや、④自分に負けないことの4つを大切にし、人間力を高めていってほしい」と新入社員を励ましました。
第2講では社会人としてのマナーの本質を学び、第3講・4講では来客者への応対・訪問マナーや、電話応対・ビジネスメールの基本を学びました。事務局員が講師となり、ペアワークやロールプレイングを通して社会人に求められるマナーのありようを実践的に学びました。
7時間にわたり研修を受けた受講生は「経営者のお話から、目指すべき社会人像が明確になった」「社会に出たばかりで不安な、マナーに関する基本部分を学べた」「座学だけでなくロールプレイングで楽しく学べた」との感想を寄せ、決意を新たにしていました。
道内各支部でも新入社員研修会が開かれました。