事業承継を共に考える 後継者部会が合同例会
2018年08月15日
札幌支部起望峰(きぼうほう)、とかち支部あすなる会の後継者部会合同例会が7月6日、札幌市内で開催されました。道北あさひかわ支部のあらぐさ会のメンバーも加わり、18人が参加しました。
昨年、起望峰があすなる会を訪問したことをきっかけに交流が始まったもの。今回は「事業承継ガイドラインを読み解く~企業寿命30年説を打ち破れ~」をテーマに、札幌英和法律事務所の田中康道弁護士(起望峰代表)、南昇税理士事務所の南優香副所長(起望峰世話人)が報告しました。
南氏は後継者として入所した時の経験と、承継する立場から事業承継ガイドラインを中心に事業承継税制まで踏み込んで説明しました。
田中氏は弁護士として承継時期、後継者が受け継ぐべきもの、古参幹部への対応、保証、親族内の株の保有など幅広く事例を交えて講演しました。
懇親会では参加したメンバーが自己紹介し、事業承継の決意を語り合いました。
起望峰は「後継者が学ぶプラットホームづくり」を大きな方針としています。北海道同友会の2つの後継者部会が交流を始めたことは、全道的ネットワークづくりの第一歩となりました。今後の展開が楽しみです。