故郷の歴史を学ぼう/くしろ支部
2023年01月15日
くしろ支部厚岸地区会 歴史講座が復活
くしろ支部厚岸地区会(中嶋均会長、29名)は10月25日、厚岸歴史講座の第1講を厚岸情報館で開催しました。厚岸海事記念館の小田島賢学芸員が続縄文時代について講演し、会員や市民など40名が参加しました。
2002年に設立された厚岸地区会は、当時から活動の中心に歴史の学習を組み込んでいました。厚岸町は1804年に江戸幕府によって設けられた国泰寺があるように、道内では早くから和人が定着した町です。「故郷の歴史を学ぼう」と04年に厚岸歴史講座を開講し、全10講座に648名が参加しました。今回は地区会設立20周年を記念して、18年振りに歴史講座の復活となりました。
厚岸地区会の宮原崇成幹事長は「設立当時に地区会長を務めていた父親から、歴史講座の報告書を渡されて読んだが知らないことばかりだった。若い経営者も、自分たちが生まれ育った街の歴史を学ばなければならないと思い企画した」と語っています。
今回の厚岸歴史講座は全5講座で構成されています。11月29日に第2講を開き、小田島学芸員が「擦文期・アイヌ文化期」について講演しました。23年1月から4月にかけて、江戸時代、明治・大正時代、昭和時代について講座を開きます。