財務と人づくりの必要性学ぶ／道北あさひかわ支部

2022年10月15日

旭川でオープンセミナー

　道北あさひかわ支部は9月9日、全道オープンセミナー「社長の経営と数字」を開催。講師として税理士法人古田土（こだと）会計の古田土満代表社員（東京同友会）を招き、全道各地と大分同友会から会場とオンライン合わせて50名が参加しました。

　最初に古田土氏は「社長が数字を理解しなければ会社は成長しない」という提起と共に、財務諸表の示す意味や有効な見方、経営者が知っておくべき最低限の財務知識を自身の経験も交えて紹介。「経営者が財務を知らない会社は良い商品を持っていても潰れていく。経営者として財務とマーケティングに力を入れるのは不可欠」と語りかけました。

　加えて、財務と共に経営に必要な要素は人を大切にすることであるとし、「中小企業で最も大切なのは働いてくれる従業員とその家族。会社の財務状況を良くしなければ従業員を守ることはできない」と中小企業の使命を示し、これらを実現するためには会社の理念、計画、ビジョンを作り、全社一丸で未来をイメージすることが必要であると主張しました。

　参加者からは「納得感のある、勉強になる話だった。明日から実践できることが沢山あった」と早速経営に活かす旨の感想が寄せられました。