気流
2026年03月15日
新年度が近づくと、全道各支部の経営指針研究会の募集が始まり、関連した会合も増えます。今年度発表された北海道同友会の2030ビジョンでも「全会員が経営指針を社員と共に作成し、全社的に実践する」ことを呼びかけています。まさに同友会運動の一丁目一番地と言えます。
かつてある経営者は、自力で経営指針を作りトップダウンで社員に浸透させようとしたものの「絵に描いた餅」と言われ続けました。試行錯誤の末に気づいたのは「自分の経営指針に〝魂〟が入っていなかったこと」でした。同友会の仲間に相談して議論を重ね、経営理念を深く掘り下げることで、初めて「魂の入った」経営指針が生まれます。2004年に始まり、現在22期生22名が学んでいる札幌支部経営指針研究会にも、そうした経営者たちの経験が息づいています。
同友会の経営指針研究会は「労使見解」を学び経営姿勢を問い直し、社員と共によい企業づくりを目指すため互いに学びあい、経営の根幹となる経営指針(経営理念・10年ビジョン・経営方針・経営計画)を成文化していくのが特長。中でも「何のために経営をしているのか」という根源的な問いは、多くの受講生を深く悩ませます。その問いと真剣に向き合ってこそ、経営の本質が見えてくる。「10年ビジョン」は、企業の未来を照らす羅針盤ともなります。あなたも同友会で経営指針を成文化し、ぶれない経営の座標軸を確立しませんか。
