誰もが活躍できる職場へ/函館市障がい者雇用促進セミナー
2026年01月15日

【函館】函館支部DI(ダイバーシティ・インクルージョン)委員会は11月27日、函館市と共催で「函館市障がい者雇用促進セミナー」を開催し、113名が参加しました。「『すべての人が活躍する職場づくり』を『戦力としての障がい者雇用』に取り組む企業から学ぼう!」をテーマに、5名の登壇者がパネルディスカッションを行いました。
水産加工を営む山大の鈴木元・工場長は北海道北斗高等支援学校の実習制度の活用事例を報告。障がい者を採用した当初は、早退や途中退職が続き、周囲の理解を得られませんでしたが、定期的な面談や支援機関の協力により定着率が向上。「今では欠かせない存在になっている」と語りました。
函館市の山村英次課長は、障がい者雇用率が半分弱に留まっている現状と、多くの企業が雇用に踏み切れない原因について「会社に適した仕事がない」と捉えていることを指摘すると、鈴木工場長は「手順の明確化や可視化といった業務の工夫が重要」と提案。さらに函館公共職業安定所の松廣千聖氏は、障がい者雇用のハードルを下げるために助成金制度の活用や相談を呼び掛けました。
参加者から「障がいの有無に関わらず、一人ひとりを生かす大切さを学んだ」との声もあり、障がい者雇用への理解を深める機会となりました。
