会員企業トピックス(2025年11月)
2025年11月15日
空間美織りなすシェルフを製品化 コサイン

コサイン(星幸一社長、道北あさひかわ支部会員)は、このほど北海道産タモ材を活かした「ドロワーアンドシェルフ」を発売しました。
第12回国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)のブロンズリーフ賞受賞作をもとに製品化。「見せる・隠す・飾る」をコンセプトに、上下の空間を区切る棚板を全て引き出せるようにしました。棚板の位置を変化させることで、自由に物を置けます。背面デザインにこだわり、部屋の中央にも配置可能。ナチュラルとブラウンの2色があります。
サイズは幅37×奥行き37×高さ170センチで、重量約22キロ。価格は23万6500円(税込み)から。問い合わせは同社、電話0166(47)0100まで。
個室型の就労支援作業スペース開設 つながり

つながり(北村直也社長、とかち支部会員)は、このほど自社が運営する障がい者就労継続支援B型事業所に、個室型の作業スペース「マイルーム」を開設しました。
従来は集団作業スペースのみでしたが、コロナ禍などで高まった〝個〟へのニーズに対応。周囲の視線を気にせず、プライベートな空間で集中して作業できる環境を整えました。利用者は各自の道具を持ち込み、カーテンで仕切られた16のブースを自由に選ぶことが出来ます。ブース内は、カメラで支援員が見守る安心設計。作業環境の整備により、外出のきっかけにもなることを目指しています。
問い合わせは同社、電話0155(99)1082まで。
道産ダケカンバで魚雷バット製作 北ひろしま福祉会

北ひろしま福祉会(高橋信重常務理事、札幌支部会員)は、このほど同会の就労支援事業所で道産材を活用した魚雷バットの製作を始めました。
特許取得の乾燥機で道産ダケカンバの含水率を下げ、ハードでしなりのある材質を実現。熟練職員がオリジナルロゴを施し、一本ずつ仕上げます。魚雷バットなど8種類から選ぶことができ、オーダーも可能。破損したバットを回収し、利用者の職業訓練も兼ねて、キーホルダーなど木工製品へも加工しています。
魚雷バットは一本2万6000円(税込み)から。学生応援価格は1万5000円(同)。単価は変更の場合あり。詳細は連携企業「日本野球の杜」HP、または同会、電話011(373)8809まで。
古着を子牛用防寒着に再生 ユニコロン

ユニコロン(吉岡大社長、オホーツク支部会員)は、廃棄される企業ユニフォームを子牛用の防寒着(カーフコート)にアップサイクルするブランド「UNI veau(ユニヴォー)」を始めました。
回収した防寒服など厚手のユニフォームを、リサイクル工場で破砕。障害者雇用施設で縫製し、カーフコートに作り変えます。多くのユニフォームが産業廃棄物として処理される中、回収から製作まで道内で完結し、運搬コストや環境負荷低減につなげます。
一着8800~1万4080円(税込み)。いずれも中綿入りで、マジックタイプとバックルタイプの2種類。問い合わせは同社、電話0157(36)4310まで。
