第28回女性経営者全国交流会in東京に参加して／エフゾーン社長　古田 亜由美

2025年10月15日

付加価値創造の姿勢に学ぶ

　私は第6分科会に参加し、赤城フーズの遠山昌子社長（群馬同友会）から、ヒット商品「熱中カリカリ梅」の誕生秘話や、梅を軸にした付加価値づくりを学びました。カリカリ梅は同社では衰退期の商品。ある時、熱中症対策で自社製品を食べている社員の姿を見て、塩分補給という新しい役割を見出したそうです。見方を変えれば、新たな価値を付けられることの実践でした。当社は、レストランを通してオホーツクの魅力を伝えています。発想次第で、可能性が広がることを発見できた分科会でした。

　翌日の記念講演は、東京で220年続く、くず餅の老舗・船橋屋の神山恭子社長が、若手社員を巻き込み伝統を次世代につなぐ姿を語りました。

　全国から1000名を超える参加者が集まり、座長・室長・グループ長は女性会員が務めるなど、女性主体の運営に大きな力を感じた二日間でした。素晴らしい大会に、北海道の仲間と共に参加できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。 （全道女性部連絡会代表、オホーツク支部）