中国総領事が報告/国際ビジネス研究会
2025年10月15日

市場の可能性
国際ビジネス研究会は9月2日、「中国領事報告~〝中国経済〟と〝瀋陽市および周辺地域の主な産業〟について」をテーマに札幌市内で9月例会を開催し、24名が参加しました。
初めに、中華人民共和国駐札幌領事館の王根華総領事が報告。ロボット・AI・エネルギー関係の科学技術革新や、消費市場動向など、中国経済の現状について学びました。王氏は中国市場での営業収入が日本市場を上回っている企業の事例も紹介し、投資や輸出における中国市場の可能性についても語りました。
続いて同領事館の謝城領事が、瀋陽市の産業構造や対外交流の実態について報告しました。謝氏は、新エネルギーやAI産業の拡大に力を注いでいる同市が「北海道のDX、GXの推進に取り組む産業特性とも親和性が高い」と指摘しました。また、同研究会が瀋陽市で11月に開催を予定している海外視察例会についても期待を寄せていました。
参加者からは「ロボット開発など中国最先端の科学技術が印象的だった」、「瀋陽と北海道の経済交流について、もっと詳細を学べる機会が欲しい」との感想が寄せられました。 引き続き報告者を囲んで懇親会を開催し、出席者との交流と親睦を深めました。